お薬の保管…どうしていますか?
今年も鬱陶しい梅雨の時期がやってきました。降り続く雨でジメジメ… 湿度の高いこの時期、みなさん、お薬はどのように保管していますか?
今回はお薬の保管方法についてお話します。
●高温・多湿・日光をさけて!
お薬は、温度や湿度、光などの影響で変質することがあります。直射日光をさけ、湿気の少ないところに、室温(1~30℃)で保管してください。湿度の高くなりやすい台所や浴室、高温になる車の中に置きっぱなしにしないようにしましょう。お渡ししたお薬の袋に入れたまま、密封できるビニル袋やタッパー、缶、瓶などに入れて保管するのもいいですね。乾燥剤を入れるのも○。
●“冷所保存”…冷蔵庫で保管して!
水薬や点眼薬、坐薬、インスリン注射剤などは冷蔵庫での保管が必要なものがあります。凍ってしまうことのないように、ドアポケットなど直接冷気の当たらない場所に置きましょう。冷蔵庫で保管する必要のない錠剤や粉薬を冷蔵庫に入れると出し入れの際の温度変化で生じる結露で湿気を吸ってしまうことがありますので注意してください。
●古いお薬は飲まないで!
お薬には使用期限があります。飲み残したお薬や頓服薬など、古くなったお薬は変質している場合がありますので使わないようにしましょう。また、使用期限内であっても見た目や味がいつもと違う場合は使用しないでください。
お薬の保管方法がわからない場合や飲み忘れたお薬が余っている場合はいつでも薬剤師にご相談くださいね!
やくぞう