スタッフからのメッセージ
N・Kさん(看護師・主任)
私は12年間准看護師として当病院で働いてきました。
自分のスキルアップの為、看護師の資格を取ろうと考え上司に相談し通信制の学校へ進学しました。2年間は授業やレポート提出、病院見学実習、国試の勉強をしながら仕事と家庭の両立はとても大変でした。しかし、上司や同僚のサポートがありなんとか過ごすことが出来ました。実習中やテスト期間中は休みを優遇して頂き、また奨学金制度も利用しながら学業に専念できる環境を作って頂いたことにとても感謝しています。今は看護師の資格を取り主任として働いています。職場で必要とされていることに喜びを感じながら、今後も自己研鑚に努めて頑張っていきたいと思います。
S・Kさん(准看護師)
介護福祉士として入職し10年目、今年で准看護師になって4年目になります。患者さんと接する中で、もっと患者さまのために専門的な知識を得たいと感じていた時、上司の薦めもあり准看護師養成学校へ2年間行きました。
看護専門学校で3年間学び看護師になる方法もありましたが、金銭面や現場での学びを止めたくないとの想いから、私は休職することなく常勤のまま働きながら学校に行く准看の学校を選択しました。
学校に行く前は、金銭的な不安がありましたが当院の奨学金制度を利用し、授業料を補うことが出来たので経済的に困る事無く2年間を過ごす事が出来ました。
周囲の方も暖かく応援してくれ、勉強で分からない事は休憩中に医師や先輩看護師に教えてもらい、そして、学んだことを患者さんと重ね合わせる事で学びを深めることができました。働きながら学校へ行く事で、仕事と学業を両立させ時間を有効に活用できたと思います。
最初は他者のすすめで准看護師になりましたが、今ではこの仕事に責任とやりがいを感じています。今後は、通信科過程で准看護師から看護師になった先輩のように5年後、看護師になるのが次の目標です!
K・Mさん(看護補助者)
働き始めて3か月が経ちました。慣れない仕事と患者さまとのかかわりに、日々苦戦していますが、職場の先輩たちにご指導を頂き頑張っています。患者さまの体調を把握して、私なりに患者さまの気持ちに寄り添う努力をしています。また、生活支援は、体力が必要だと思います。気力をもって業務に励まないといけないと痛感しています。
大変な仕事ですが、この3か月は学びの毎日であり、自分自身の成長も感じながら、充実した日々を過ごせています。まだまだ未熟ですが、患者さまの笑顔や「ありがとう」の言葉が励みになります。これからも信頼される看護補助者を目指して頑張ろうと思います。
K・Oさん(看護師)
私が、万成病院に就職したのは、知人の紹介と、65歳まで働ける場所という理由でした。前の職場は、一般科の病棟に精神疾患の患者さまが20名程入院されている環境での看護を経験しました。しかし、再就職についてはとても不安でした。予測がつかない事ばかりで緊張した毎日を過ごしていたように思います。そのような中で患者さまに教えられることがたくさんあって、そのことを知ると、とても楽しくなり意欲が出ていたように思いだします。又、不安そうな表情で仕事をしていた私に優しく声を掛けて下さる方もおられ、心強く感じました。
最初は65歳までと決めていましたが、だんだん居心地がよくなり、ついに70歳まで来てしまいました。そうするとまた、75歳までと欲が出てくるのでしょうか。
毎日、楽しく仕事が出来る事は本当に幸せな事だと思います。
R・Sさん(准看護師)
万成病院に入職し、早くも5年経ちました。
入職時は、患者さま対応の難しさを痛感し悩むことも多い日々でした。
どのように患者さまに関わればいいのか、どのように話かければいいのか今になって考えれば模索しながら看護を行っていたように感じます。
そんな中で、精神療養病棟への移動を経験したことが、私の転機となりました。
スタッフとの関わりや患者さまへの対応を通し、自身の苦手な部分が分かり、少しずつ改善することで患者さまへ良い看護が行えるようになってきたと感じます。
行った看護が患者さまの状態改善につながることもあり、目に見える成果を患者さまと喜びあえることが増えてきています。
スタッフからだけでなく、患者さまから学び教わったことは人生の糧とも言えるかもしれません。これからも、患者さまとのかかわりを通して自身の成長につなげていきたいと思います。
S・Iさん(看護補助者・リーダー)
私が万成病院に勤めるようになって、23年が経ちました。私が今まで働いてこれたのも、一緒に働いてきた上司や同僚に恵まれていたからだなぁと思っています。右も左もわからなかった私は、先輩達に仕事を教えてもらいながらあんな風に自信を持って働けると格好いいなぁという思いから日々頑張ってこれたと思います。
これからも患者さまの為に同僚と一緒に日々成長していければなぁと思っています。
T・Mさん(看護師)
子どもが1歳を迎え、日勤のみで看護師復帰したいと考え託児所が設置されている病院を探していたところ、当院に採用して頂きました。託児所では子どもが少ないということもあり、1人1人の様子をしっかり見ていただき、何かあれば病棟に連絡があり、非常に安心感がありました。また、託児所では、子供の年齢に合わせた関わりも行っており、トイレトレーニングや育児の相談にも乗ってもらいました。勤務についても病棟・託児所双方とも配慮してもらい大変助かりました。
2人目の子どもが生まれ、勤務時間は時短に変更してもらいました。子どもの発熱などで保育園から急な呼び出しがあることもありますが、その時は他の職員が業務を変わってくれ、すぐに帰らせてもらっています。時短の為早く帰ること、休んでばかりで申し訳ない気持ちを相談すると、皆さんに温かい言葉をかけていただき、気持ち良く働くことが出来ます。家庭の事を優先でき、とても暖かくて働きやすい職場だと思います。
K・Kさん(看護師)
看護学校を卒業し、当院に就職して2年目になりました。
私が所属している部署は、実習で学ばせていただいた場所でもあり当初からお世話になっていた先輩方と共に、看護師として働いている今が充実して楽しいです。
しかし、就職して間もない頃は注射や採血といった看護技術、患者さまの対応に不安がありました。失敗したらどうしよう、患者さまにどう声かけしたら良いだろうと悩み、周りに迷惑を掛けないよう思い詰めていました。そんな中、先輩方から「分からないことがあったら聞いてね。」と声をかけていただき、一緒に取り組むことでスキルアップや患者さまのニーズに合わせて看護ができるよう学ばせていただいています。
今後も万成病院の看護師として、知識やスキルを磨いていけるよう努力していきたいと思います。
S・Kさん(看護補助者)
万成病院で働かせていただき、はや10年が経ちました。病院、精神科、全く初めての経験でした。一生懸命働くつもりで入職しましたが考えが安易でした。病院で働くと生活が安定するという思いだけで入職しました。ところが、この10年で色々な事を経験し、今では万成病院に感謝しています。そこまでの気持ちにたどり着けたのは、患者さまや、師長や看護師、同僚といった私をとりまく周りの職場環境だと思います。安易な考えだった私に患者さまに対する看護観、接し方、愛情を教えてくれたのは、病棟で一緒に働いたスタッフの方々です。その気持ちに乗っかりながら、少しずつ看護というものを理解していき、何の資格もない私が患者さまにできる事は何なのか?を考えながら働けるようになりました。患者さま一人ひとり全く違います。一人ひとり愛情をもって接すると必ず返ってきます。挫折しそうになったこともあります。しかし、スタッフの気持ちが一つになり、一人の患者さまに思いが伝わり、その患者さまが一歩前に進んだとき、何とも嬉しいです。薬だけではないのだなと感じることがあります。資格を持たない私の意見を真剣に聞き、実践してくれる上司、同僚に感謝です。私が、働きながら2人の子供を育てられた事も、周りのスタッフのおかげです。今ではこの仕事に、とてもやりがいを感じています。
M・Kさん(看護補助者)
万成病院に入職して、4ヶ月になります。
私は、看護補助者という職業は未経験で入職しました。
全く知識もなくて不安な部分がありましたが、丁寧に教えて頂いて気にかけてくれる方が多く働きやすいです。私は、初めに患者さまの名前と部屋を覚える事から始めました。それからおむつ交換や入浴介助を教えてもらいました。慣れるまでに、時間がかかりましたが、丁寧に教えてもらいました。精神科の患者さまは、言動や行動の変化を観察し、一人一人に合わせた対応をしなければならないので大変です。慣れるまで大変な事は多いですが、今では、患者さんに「ありがとう」と言われることが多くなり、コミュニケーションもとれるようになり楽しいです。逆に患者さんから教えていただくことも沢山あります。これからも、精神疾患や認知症の患者さまとかかわりながら知識を身につけ、仕事も確実に出来るようになりたいです。
T・Yさん(看護師)
私は、万成病院に入職して1年になります。
一般科の総合病院で働いていた私は、精神科の病院で仕事をするのは初めてでした。初めは戸惑いや不安もありましたが、病院の看護部長さんをはじめスタッフの方々、そして患者さまの優しさに支えられ、助けられ今日まで充実した日々を過ごさせていただきました。
今は患者さまに、“心を休めていただく生活の場を提供する”という看護を学ばせて頂いています。当院の「認知症プロジェクト」である“おひたし”の原則。おこらない、否定しない、楽しむ、支援する、という取り組みを実践することで看護師として、また一人の人間として自分の未熟さを痛感させられる事ばかりです。しかし、人の心を傷つけない事、相手がどのような人であっても尊重する事を重んじる環境の中で仕事ができる幸せを日々感じています。
二年目も、笑い声の絶えない病棟の仲間と共に、仕事をさせて頂きたいと思います。
R・Aさん(看護補助者)
「長―く務めてみて」
万成病院に勤めて22年余り。
昨年より通勤手段としていたバスがなくなり、免許を持たない私は主人の送迎で通勤しています。仕事の継続は難しいかと諦めかけましたが、今年4月よりパートとして週3日勤務をし、4日は休むというシフトに変更してもらいました。この方法で身体も休めるし、家事などもでき、リフレッシュできています。
病院に長く勤めてみて人生の縮図のようにも想えてきました。
近所の人が「認知症になったら万成でお願いしようと思うんよ」と言われ、「私の病棟へどうぞ」と答えています。
感謝のきもちを持ちながらこれからも勤務していきたいと思います。
K・Fさん(看護師)
新卒から当院に就職し、未熟な私を上司や先輩方に優しく温かく見守られながら教育して頂き、10年が経ちました。今ではプリセプター(新人教育)や院内実習指導者(看護学生教育)など後輩を育てる立場となり、先輩方にご教示頂いた今までの学びを後輩に伝え、働きやすい職場を目指しています。
また、患者さまから学ぶことも多く、人と人との心の関わりを通して精神科の奥深さと楽しさを実感し、看護師としてだけではなく人として成長に繋がっていると感じています。
精神科では自らの関わりが直接患者さまに影響を与える点で看護師の役割が大きく、患者さまに対する接し方や行動がとても重要であると感じています。精神科では薬の役割も重要ですが、私たちの普段の関わりによって、患者さまの笑顔が増えたり、症状の改善が見られた時などは、本当に嬉しく、精神科看護師になって良かったと感じる瞬間です。
また、精神・認知症対応力向上研修など教育も充実しており、自己研鑽に大変役立っています。
K・Tさん(看護師)
60歳近くで友人の紹介で当院に入職して15年目を迎えました。
入職当時は、初めての精神科看護で不安を感じながらの日々でした。
当病棟では高齢化が進み日常生活全般に介護を必要とする患者さんが多くなり、意思疎通が困難な方もおられます。
患者さまのプライドを守り、安心できる穏やかな態度を持って、笑顔で接するように心がけています。
現在、病棟スタッフの理解と協力を得て週4日勤務させていただき、働くことの幸せを感じております。
Y・Nさん(准看護師)
この春看護学校を卒業したばかりの新人です。長年病院の事務職員として働いてきた中で、看護をしたいと思い看護師の道を目指しました。一日の流れやいろいろな手順、処置の方法など覚えることがとてもたくさんありますが、まず病棟の患者さんの顔と名前を覚えるところから始め、日々格闘しています。全てが初めての事だらけで不安で一杯な毎日ですが、先輩方に温かくそして時には厳しく指導して頂き頑張っています。日々の業務において、自分の知識不足や看護技術の未熟さを感じ、それが自信の無さにも繋がっているのではないかと思います。勉強を怠ることなく、患者さんが安全に、そして快適に入院生活が過ごせるようにサポート出来るよう、頑張っていこうと思います。
M・Sさん(看護補助者)
「万成病院と出会って」
父が以前数か月間、当院にお世話になったことがあり、その時男性スタッフの方がやさしく声掛けし笑顔で看護してくださいました。その姿を見て、涙が出るほどうれしかったことを今でも時々思い出すことがあります。
その数か月後、万成病院に入職することになりました。慣れない仕事でしたが、良い先輩、スタッフの方に恵まれ忙しくても働き甲斐のある仕事だと思い、一生懸命に働いている間に26年が過ぎていました。時には仕事のこと、身体のことで悩みがあり、先輩に相談することもあり、何でも話せる方がいるのは大変心強いことです。
当院は、福利厚生もしっかりできていますので、若い方にとっては働きやすい職場だと思います。先輩スタッフの方たちの良いところを学んで皆さん頑張りましょう。